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今村語録

蜂に惑わされない人生を

ある時、私はスタッフとカフェのテラスでモーニングを食べていた。
すると突然、大きな蜂が目の前を飛び始めたのだ。

「キャーッ」と悲鳴をあげるスタッフ。
楽しいモーニングの時間は、すっかり水を差された。
そして、この光景を眺めながら私はふと蜂の存在と人生を重ね合わせた。

どんな人も、一歩前へと踏み出す瞬間には夢や目標がある。
目を離すことも、手を止めることもない。まっすぐに夢や目標を見て歩んでいるはずだ。

だが大抵は、この蜂のように心を揺るがすような存在が道半ばに現れ、歩みを阻むこともある。
忘れてしまったのか、臆したのか、
一歩前へと踏み出した瞬間の夢や目標への気持ちがあれば、蜂など気にしなかったはずだ。

こうやって多くの人は、蜂のような存在に惑わされて夢・目標を見失う。
人生は恐れることなく、焦ることなく、地道に淡々と歩んでいくべきだ。
その積み重ねた先にこそ、夢・目標というゴールがある。