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  • 今村語録
    桃から生まれた桃太郎

    皆さんご存知の桃太郎の話。

    俺的な解釈を披露すると、

    お爺さんとお婆さんに拾われて]
    大きく育った桃太郎は、
    感謝の現れとして皆の為に鬼退治に。

    途中で犬・猿・キジにお婆さんに持たせてもらった
    キビ団子を差し出して、一緒に鬼退治に行く。

    見事、鬼を退治して
    メデタシ・メデタシ!というお話。

    俺は考えた。

    キビ団子ってなんだ?

    鬼ってなんだ?

    皆に与えるキビ団子は夢や目標!

    夢や目標を共有することが、リーダーとしてのスタートなり!

    退治すべき鬼はそれぞれの自我!

    力を会わせて磨き合いながら、自我を成敗する。

    鬼は自分に潜むものなり!

    己の敵は己。

    だから、地道に仕事・地道に鬼(自我)退治!

     

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  • 今村語録
    一時の成功を捨て、「自分流」で目標を達成(下)

    さらに俺は「自らの手でスタッフを育てる」ことを徹底して行ってきた。それは今でも変わらない。その原点が、社内教育機関である「アイムアカデミー(以下、アカデミー)」だ。アカデミーはまだスタッフが10人だった時期に、高校生を採用したことが発端になっている。採用したのは7人。お客様が多く来店する土、日にはアシスタントとして店に入るが、平日は練習を主体としたカリキュラムを組んだ。

    先生役のスタッフは現場と行き来しながらだったから大変だったと思う。テキストも手づくりだった。スタッフがすべての技術の写真を撮影して、それを紙に切り貼りして、ワープロで打ち込んだ文章とあわせてコピーする。それを綴って教科書にしていった。技術や接客ばかりではなく、アイムの考え方という教科書も別に1冊作った。

    そして俺も週に1回1時間、1年間語り続けた。そこまで手をかけ、力を注いで育てたスタッフは、辞める事なく定着する。結局、アカデミーで学んだスタッフたちがそれぞれの店で技術を磨き、さらに次の人材を育てていった。

     

    目標達成の期限である2003年が近づくに連れ、アイムも追い込みに入った。それは、スタッフのための店舗展開である。多くの場合、店は集客のために立地戦略を立てていくものだが、この時はどうしたらスタッフが集まるのかを必死に考えた。

    結論から言って、アイムがある京滋エリアにおいては、スタッフが通いやすい、すなわち集まりやすいのは駅から5分以内の立地になる。一時は、沿線の各駅への出店、さらには同じ駅の周辺で半径200メートルの間に3軒があるということもあった。

    アホちゃうか、と笑われたこともある。そんな便利のいい場所にある物件は家賃高いし、保証料も高い。だから余計にお金も借りなければならず、銀行もいい顔をしなかった。だが、それでアイムは着実にスタッフの数を増やすことに成功した。さらに、スタッフが増えるとお客様も増える。立地としても集客に良い効果が出て、売上も大きく伸ばすことができた。

     

    そうして目標達成の期限である2003年に、アイムはスタッフ100人を達成した。振り返ってみれば、前半の7年半の時点でスタッフは8人だった。だが、後半の7年半には一気に101人のスタッフが加わり、目標を上回る109人になった。俺は生まれて初めて、大きな夢が実現した。

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  • 今村語録
    後からくるもののために

    意識して周りに良い影響を与える努力が
    出来る人には自覚がある。

    だからどんどん輝いていくのだ!

    このような考え方を皆で〔スタッフ〕実践するべく頑張っている!

    しかし!自分も含めて!

    まだまだ足らない!!!!

    だから挑戦する!!!!!

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  • 今村語録
    諦めなければ!ピンチはチャンスだ!

     

    我々も組織の中で、様々な不合理を感じる場面があったとしても、先ずは受け入れる!

    そして活かす為に行動する。

    その中に「人生の学び」があるのではと感じる!

     

    組織での学び気付きを自社や自己で実践しよう!

    マイナス(足らず)そのものがマイナスではない!

    諦める瞬間にマイナスになるだけ!

    諦めなければ!必ず、マイナスはプラスに変わる!

     

    ピンチはチャンスとなる!

     

    これからや!今からや!

     

    『諦めなければ!ピンチはチャンスだ』

    今村意仁 ブログより抜粋

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  • 今村語録
    高校になじめず、警察犬訓練所へ

    これだけを聞くと毎日楽しそうと思うやろう。でも俺は、学校というもんに馴染め
    なかった。友達も少なかったし、先生からはあきれられていたからだ。
    というのも、俺は自分の思うようにならないことがあったら、周りの環境や他人のせいにする天才やった。自分は何もしていないことを棚に上げて「自分をそうさせているヤツが悪いんや」と。そんなことを言うやつは、だれだってつき合いにくいな、嫌やなって思うやろう。そして、社会的にも認められるわけがない。

    そんな周りの気持ちも感じていたから、だんだんと人間関係がうっとうしくなってきて、中学を卒業する頃には、進学する気になれんかった。だが、おやじは「高校くらいは行け」と説得してくる。俺は「お前が行ってへんのに、えらそうなこと言うな」
    と悪態をついて見せた。だが、おやじの言うこともわかる。結局は進学をすることにした。

    おやじは7人兄弟の次男坊で、長男が亡くなってしもたから、2人の弟を高校に行かせるために進学をあきらめたらしい。その話はおやじが亡くなってから聞いたわけで、当時は知るよしもない。俺はやっぱり高校生活もなじむことができずに、結局は
    3カ月で辞めた。辞めたというか、クビといった方が近い。ああ言えば、こう言う。
    自分の思ったことをオブラートに包まずそのまま言ってしまうから、うまく人間関係
    が構築できず、やっぱり集団生活になじめない。それで先生に散々悪態ついていたら、
    「お前はもう学校に来るな」と言われてしまった。それで家出して、学校へ行かんかったんや。

    そんな俺は、人の好き嫌いは激しかったが、犬はどんなヤツも好きやった。犬は、
    人間と違って俺の言うことを黙って聞いてくれる。人間は言い返してくるから、俺もそれに突っかかってもめてしまうわけやから。それである時、警察犬の訓練士になろうって思った。まるで人間関係から逃れるように。そのことをおやじに伝えたら「今度こそケツ割んなよ」と言いながら、背中を押してくれた。

    それで、しばらくして見習い訓練士になることができた。犬は人間と一緒で、優秀
    だといわれる犬と、そうでない犬がいる。訓練で覚えのいい犬は個室で育てられ、他
    の犬は5、6頭が一つのサークルに入れられている。エサにも違いがあって、いわゆるエリート犬はドッグフードに鶏肉を混ぜて粉ミルクまでかけてくれる。かたや他の落ちこぼれ犬は、残飯のみ。散歩さえも連れて行ってもらえない。
    俺は落ちこぼれ犬たちと、学歴社会で脱落した自分を重ねた。そいつらの姿を見て
    「お前ら大丈夫や、俺に任せとけ」という気持ちになって、所長には内緒でまったく
    逆の待遇にしてやった。落ちこぼれ犬にはいいエサをあげ、散歩も連れて行く。ブラッ
    シングもしてやった。そうなると、朝散歩連れて行く時は完全に僕を頼りきった表情
    をしている。そんなことが半年くらい続いたかな。結局はそれがバレて、クビになってしまった。

    退所の日。訓練所の前にはおやじが迎えに来ていた。おやじは俺のことを見つけるなり、いきなり走ってきて殴られた。「またケツ割ったんか」と。「いやいや俺がケツ割ったんちゃう。所長がケツ割りよったんや」。そう事情を話していると、おやじもさす
    がに「もうわかった」とあきれ顔になっていた。でも、これは事実で、今度はイヤで
    辞めたんやない。いま振り返ってみても、あの時にクビになってへんかったら、その
    世界でそれなりにやっていけた自信はある。俺はそう思いながら家へと戻った。

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